「シンジラレナ〜イ」と言ったバレンタイン監督の気持ちが今になってようやく分かった

昨日21:58
僕はお風呂から上がり何気なくゲームをしていた。
熱中していたのか、いつの間にか一時間もたっていることに気づき、あわてて寝ることにした。何せ、明日はかなり早く起きないといけないためである。
床に就く前に、「電子機器類を充電しなければ」と思い、iPodPSP、携帯をとりにリビングへ。

本当に何も分かっていなかった。

取りに行った携帯を、何の気なしにみてみると、一通のメールが。
「誰からだよ」
そのときは俺も眠く、少し腹立たしい思いをした。携帯のロックをあけ、受信BOXを見ると、
「ああ、UTOMOからか」
メールの差出人は、明日一緒に遊びにいくUTOMOという少年からだった。
「いつものことだ。待ち合わせの時間でも忘れたのか?」

そう。彼は時々、いやかなり時間にルーズであり、待ち合わせに遅れてくることはザラで、酷いときには待ち合わせ自体をすっぽかすような少年なのだ。
そしてもうひとつ、彼には特徴がある。過去にも待ち合わせの前日にメールを送ってくるということがあった。そのたいていがとある目的のためであった。しかし、俺はそのこと自体を忘れていた。それがためにものすごく傷つくのであった。

メールを開いた。するとそこに載っていた文面は、
「ごめん明日妹の受験とかで忙しいからムリポ


言いたいことは、山ほどあった。だが、いまいちよく理解できていない自分がいる気がしてならなかった。心が慌てている、整理ができていない、落ち着きが無いなどと自分に言い聞かせながら5分。
第一声が「なんで前日の夜ですかッ!!!」

なにせ、この約束を交わしたのが2日ほど前である。普通はその日の夜に確認しておいてすぐにメールする、又は次の日の朝に面と向かって言えばよかった。最悪でも当日の朝にでもメールをしてくれればよかったものの、と一人嘆いていた。そもそも、自分のスケジュールを管理できないのですか?前日にならないと、自分の予定が分からないのですか?なんかそう思うと涙が出てきそうだった。



世の中は「信用できる」と思っても、所詮は赤の他人なんだ。
そう、痛感させられた事件でした。

チャンチャン